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ラインアップ3モデルのパフォーマンスの違いを徹底検証
iMac G5(17inch/20inch)
アップルコンピュータ(株)
1.6GHz 17インチ iMac:15万7290円
1.8GHz 17インチ iMac:18万3540円
1.8GHz 20インチ iMac:23万790円
http://www.apple.com/jp/
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MacPeople 2004年12月号 2004年12月3日
同じiMac G5でも、17インチモデルと20インチモデルでは、液晶のサイズ以外にも微妙な違いが随所に見られる。自分にとって最も「買い」のモデルを見つけるために、eモデルの相違点を分析していこう。
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iMac G5(17inch/20inch) |
■細かい仕様の違いがユーザーに与える影響
iMac G5の3モデルは、CPUのクロック周波数や液晶サイズ、光学式ドライブなどの違いによって差別化されている。17インチの2モデルはCPUクロックや交換可能なパーツ以外はまったく同じ仕様であるため、比較するポイントは明瞭だ。
一方20インチモデルは、下位2モデルと単純には比較できない点がいくつかある。基本的な仕様は17インチと同じであるものの、液晶サイズに合わせて本体サイズが大きくなっているため、当然ながら必要とする設置スペースも異なる(写真1、2)。特に横幅に関しては、CDなどのメディアを本体の右側面から挿入する方式であるため、20インチモデルではメディアの幅も含めて約60センチもの長さが必要となる。
また、本体の大きさ以外にも、放熱機構や液晶の品質などが違っており、使用感やパフォーマンスに影響を与えている。次ページ以降では、17/20インチ両モデルの相違点を明らかにし、モデル選びのポイントを探っていく。
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写真1 両モデルは液晶モニターの下辺の高さが揃えられている。20インチモデルの表示面積は、17インチモデルより約36パーセントも広い |
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写真2 本体の奥行きはそれほど変わらないが、実際に作業する場合は、画面が大きい20インチモデルは17インチモデルより遠ざけて使うことが多くなるだろう(=より奥行きのあるスペースが必要) |
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写真3 ロジックボードは17/20インチモデル共通(ただしメモリースロットの向きが異なる)。このため、20インチモデルの右側と上側に空きスペースが生まれている |
- 光学式ドライブ スロットローディング式のスリムドライブ。最下位モデルはコンボドライブ、上位2モデルはスーパードライブを搭載している。いずれもスペックはパワーブックG4と同じものだ
- 通気ダクト1 冷却ファン1が集めた熱(17インチモデルは冷却ファン2が集めたハードディスクの熱も)を集めるダクト。空気はここを通って本体背面のスリットへと進み、排出される
- 冷却ファン1 本体底面の中央および左側から空気を吸い込み、電源ユニットやロジックボード全体が発する熱を排出するためのファン。回転速度が遅く、動作音が極めて静かなのが特徴
- 冷却ファン2 20インチモデルはヒートシンクとハードディスク両方の熱を、17インチモデルはヒートシンクの熱のみを冷却する。20インチは大型で密閉タイプのものが採用されている
- ハードディスク パワーマックG5と同じ、シリアルATA接続の3.5インチドライブを採用。17インチモデルは80ギガバイト、20インチモデルは160ギガバイトの容量を搭載している
- AirMacカード AirMac Extreme用のカードスロットは、外部接続ポートの横に設置されている。なお、AirMac Extremeカードは3モデルとも標準では付属せず、オプションとなっている
- ハードウェア診断用LED 電源の供給状態や内部の発熱状態などをチェックできるLED。背面パネルを外した状態で電源ケーブルをつないで、左にある診断ボタンを押すとLEDが点灯し、状態が確認できる
- ヒートシンク CPU、ビデオチップ、コントローラーチップなど熱量の大きいパーツはこの下に集められている。ヒートシンクは密閉された空気の通り道を兼ねており、冷却効果を高めている
- 通気ダクト2 17インチモデルはヒートシンクの熱を専門に、20インチモデルはヒートシンクとハードディスクまわりの熱をこのダクトに集め、背面のスリットへと送って排出する
- メインメモリー PC3200タイプのDDR SDRAMを採用。スロット数は17インチ、20インチモデルともに2基。17インチと20インチではスロットの向きがなぜか逆になっている
- 内蔵ブルートゥースユニット 内蔵ブルートゥースユニットは、3モデルともBTOオプションでのみ装着可能。ユーザーによる装着はできないので、後から追加したい場合は外付けタイプを使うことになる
- スピーカー 比較的大きめのハウジングを採用し、パソコンのスピーカーとしては低音の再生能力もまずまず。下向きに取り付けられているため、音は床面などに反射してユーザーの耳に届く
- 電源ユニット コンパクトにまとめられた電源ユニットで、これ自体は冷却ファンを内蔵していない。その代わりフレームがメッシュ状になっており、空気を通すことで自身を冷やしている
- セキュリティースロット 米ケンジントン社製のセキュリティーワイヤーを装着するための穴。本体背面にもワイヤーを通す小さな穴が開けられている。一般ユーザーが使う機会はあまりないだろう
- 冷却ファン3 17インチモデルは、ヒートシンクの冷却をこのファンが一手に担っている。20インチモデルは冷却ファン2とコンビを組むかたちだ。形状はほかの2つと同じシロッコタイプ
■20インチモデルは冷却性能がより強力
ここでは、17/20インチモデルの内部構造の違いを見てみよう。両モデルの基本的なハードウェア構成は同じで、内部のレイアウトも似ている(写真3)。20インチモデルのほうが本体が厚いのは、液晶パネルの厚みの影響だ。
最も大きな違いは、両者の放熱機構にある。冷却ファンの数はいずれも3基ずつで、ダクトに集めた熱風を本体背面のスリットから排出する仕組みも同じだが、20インチモデルは内部の広さを生かして大型の冷却ファンを採用している。
同時に、空気の通り道のレイアウトを変えて、発熱量が大きいヒートシンク周りの放熱を強化。17インチモデルは3つのファンがそれぞれ、(1)ロジックボード全体、(2)ハードディスク周辺、(3)ヒートシンク周辺を──個別に冷やしているのに対し、20インチモデルではヒートシンク周辺の冷却に2基のファンを動員している。このため、20インチモデルのほうが全体的に冷却効率がよくなっている。逆に、17インチモデルの内部は密度が高いレイアウトになっており、ノートマシンに近いイメージだ。そのほか、メモリースロットの向きなどの細かい違いがあるが、使用上は特に影響はないだろう。
なお、iMac G5で初めて搭載された機能として、ロジックボード上のハードウェア診断用LEDが挙げられる(写真4)。診断方法は上記の通りで、17/20インチモデルとも同じ。ちなみに、iMac G5では在宅自己修理サービスでユーザーが交換可能なパーツが一気に増えている。具体的にはAirMacカードやメモリーに加えて、ハードディスク、光学式ドライブ、電源装置、液晶モニター、モデムカード、ロジックボード、冷却ファン──などとなっている。
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写真4 背面ポートを外した状態で電源ケーブルを接続し、診断ボタンを押してチェックする。診断が終わったらリセットボタンを押せばいい |
LED1 電源から供給される電圧をチェックする。システム終了した状態でこれが点灯していれば正常だ
↓
診断ボタンを押す
↓
LED2 マシンが起動し、ロジックボードが正常な電力で動作していれば点灯する
↓
診断ボタンを押す
↓
LED3 液晶モニターの接続状態を確認する。正しいビデオ信号が発せられていれば点灯する
↓
診断ボタンを押す
↓
LED4 マシンの内部温度を確認する。通常は消えており、温度以上が認められる場合に点灯する
| 1.6GHz 17インチ iMacの主なスペック |
| CPU/クロック周波数 |
PowerPC G5/1.6GHz |
| 2次キャッシュ |
512KB |
| フロントサイドバス |
533MHz |
| メモリー容量 |
256MB(PC3200 DDR SDRAM) |
| 最大メモリー容量 |
2GB |
| ハードディスク容量 |
80GB |
| ATAインターフェース |
シリアルATA |
光学式ドライブ (スロットローディング方式) |
コンボドライブ(24/16/24/8/-) |
| グラフィックチップ/ビデオメモリー容量 |
NVIDIA GeForce FX 5200 Ultra/64MB(DDR SDRAM) |
| ディスプレー |
対角17インチTFT液晶 |
| 最大モニター解像度 |
1440×900ドット |
| インターフェース |
イーサネット(100Base-TX対応)、56kbpsモデム(v.92対応)、FireWire 400×2、USB 2.0×3、VGA出力、Sビデオ/コンポジット出力、ヘッドホン/光デジタル出力ミニジャック、オーディオライン入力ミニジャック |
| スピーカー |
内蔵ステレオスピーカー×2 |
| 無線通信 |
AirMac Extreme対応/Bluetooth対応 |
| OS |
Mac OS X 10.3 |
| 本体サイズ(幅×高さ×奥行き)/重量 |
42.6×43×17.3センチ/8.4キロ |
| アップルストア価格(税込み) |
15万7290円 |
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| 1.8GHz 17インチ iMacの主なスペック |
| CPU/クロック周波数 |
PowerPC G5/1.8GHz |
| 2次キャッシュ |
512KB |
| フロントサイドバス |
600MHz |
| メモリー容量 |
256MB(PC3200 DDR SDRAM) |
| 最大メモリー容量 |
2GB |
| ハードディスク容量 |
80GB |
| ATAインターフェース |
シリアルATA |
光学式ドライブ (スロットローディング方式) |
SuperDrive(16/8/24/8/4) |
| グラフィックチップ/ビデオメモリー容量 |
NVIDIA GeForce FX 5200 Ultra/64MB(DDR SDRAM) |
| ディスプレー |
対角17インチTFT液晶 |
| 最大モニター解像度 |
1440×900ドット |
| インターフェース |
イーサネット(100Base-TX対応)、56kbpsモデム(v.92対応)、FireWire 400×2、USB 2.0×3、VGA出力、Sビデオ/コンポジット出力、ヘッドホン/光デジタル出力ミニジャック、オーディオライン入力ミニジャック |
| スピーカー |
内蔵ステレオスピーカー×2 |
| 無線通信 |
AirMac Extreme対応/Bluetooth対応 |
| OS |
Mac OS X 10.3 |
| 本体サイズ(幅×高さ×奥行き)/重量 |
42.6×43×17.3センチ/8.4キロ |
| アップルストア価格(税込み) |
18万3540円 |
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| 1.8GHz 20インチ iMacの主なスペック |
| CPU/クロック周波数 |
PowerPC G5/1.8GHz |
| 2次キャッシュ |
512KB |
| フロントサイドバス |
600MHz |
| メモリー容量 |
256MB(PC3200 DDR SDRAM) |
| 最大メモリー容量 |
2GB |
| ハードディスク容量 |
160GB |
| ATAインターフェース |
シリアルATA |
光学式ドライブ (スロットローディング方式) |
SuperDrive(16/8/24/8/4) |
| グラフィックチップ/ビデオメモリー容量 |
NVIDIA GeForce FX 5200 Ultra/64MB(DDR SDRAM) |
| ディスプレー |
対角20インチTFT液晶 |
| 最大モニター解像度 |
1680×1050ドット |
| インターフェース |
イーサネット(100Base-TX対応)、56kbpsモデム(v.92対応)、FireWire 400×2、USB 2.0×3、VGA出力、Sビデオ/コンポジット出力、ヘッドホン/光デジタル出力ミニジャック、オーディオライン入力ミニジャック |
| スピーカー |
内蔵ステレオスピーカー×2 |
| 無線通信 |
AirMac Extreme対応/Bluetooth対応 |
| OS |
Mac OS X 10.3 |
| 本体サイズ(幅×高さ×奥行き)/重量 |
49.3×47.2×18.9センチ/11.43キロ |
| アップルストア価格(税込み) |
23万790円 |
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