2006年08月14日
米インテル社製CPUを搭載したMacの中で唯一、PCI Expressカードスロットを備えている『Mac Pro』。今回はそのカードの増設方法を確認していこう。
Mac Proには、4つのPCI Expressカードスロットが用意されており、下からスロット1、2、3、4と呼ぶ。スロット1はグラフィックカード用で、2スロット分の幅が確保されている。スロット2〜4は1スロット幅だ。
 |
Mac ProのPCI Expressスロットは、下からスロット1、2、3、4と呼ばれる |
標準構成モデルのMac Proでは、スロット1に米エヌビディア社の『GeForce 7300GT』を備えているが、BTOでカナダATIテクノロジーズ社の『ATI Radeon X1900 XT』か、エヌビディアの『Quadro FX 4500』を選ぶことも可能だ。スロット1〜4を合計して、300Wまでの消費電力をサポートする。
| 製品名 |
グラフィックメモリー |
ポート |
占有スロット |
消費電力 |
価格 |
| NVIDIA GeForce 7300 GT |
256MB GDDR2 SDRAM |
デュアルリンクDVI×1、シングルリンクDVI×1 |
1スロット |
32W |
(標準搭載) |
| ATI Radeon X1900 XT |
512MB GDDR3 SDRAM |
デュアルリンクDVI×2 |
2スロット |
132W |
プラス4万4100円 |
| Nvidia Quadro FX 4500 |
512MB GDDR3 SDRAM |
デュアルリンクDVI×2、3Dステレオ×1 |
2スロット |
110W |
プラス20万7900円 |
|
4スロットとも、フルサイズ(12インチ)のPCI Expressカードに対応。Mac Proの正面内側にあるファンには、装着したカードを支えるカードガイドが用意されている。余談だが、Mac ProにはBTOオプションとしてAirMac Extremeカードが用意されているが、これを装着するスロットも専用のPCIスロットとなっている。
 |
フルサイズ(12インチ)のPCI Expressカードを装着する場合、カードの片方の端をカードガイド(囲み)に差し込む |
|
 |
専用端子だが、AirMac ExtremeカードもPCI Express端子に差す(写真の“AIRPORT”の部分) |
|
レーン数の設定も変更できる
標準状態における各スロットのレーン数は、スロット1が“x16”、スロット2が“x1”、スロット3と4が“x4”という設定だ。ただし、このレーン数は起動ボリューム直下の“システム”→“ライブラリ”→“CoreServices”フォルダー内にある、“Expansion Slot Utility”というツールを使って変更できる。
 |
“Expansion Slot Utility”は起動ボリューム直下の“システム”→“ライブラリ”→“CoreServices”フォルダー内にある |
|
 |
標準状態のレーン数はスロット1〜4の順でx16/x1/x4/x4となっているが、例えばx16/x1/x1/x8といった設定に変更できる |
|
注意:作業前には、本体を落下の危険性のない場所に置き、必ず静電気を除去してください。分解作業はユーザー自身の責任のもとに行うことを前提としており、個々の環境に関してASCII24編集部やメーカーでは問い合わせに応じられません。また、分解作業に伴ういかなる損害も、ASCII24編集部/メーカー/ショップは補償できないことをご了承ください。
|
|
1.筐体を開く
|
|
本体背面のレバーを引き、筐体の側面パネルを取り外す |
2.PCIブラケットを外す
|
|
5つあるポートカバーは、1つのPCIブラケットで押さえられている。まずはプラスドライバーを使い、PCIブラケットを外す |
3.カードを取り付ける
|
|
ポートカバーを外し、カードを取り付ける。あとはPCIブラケットを取り付けて、側面パネルを戻せば作業完了だ |
(編集部 広田稔)
|