MacPeople 8月号 2006年08月22日
『GV-1394TV/M3』は、FireWire接続のテレビキャプチャーユニットだ。付属ソフト『DigitalTV Recorder』でテレビ放送を視聴/録画できるほか、『Mail』を使った外出先からの録画予約も可能。さらに、今回からiEPG予約に使えるウェブブラウザーに『Safari』が加わった。
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メール予約機能の設定は、『Channel Manager』の“環境設定”で“メールによる予約を行う”をオン。設定した件名で、書式にマッチするメールをMail側が判別して予約できるようになる |
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iEPGによる番組予約は、従来は『Internet Explorer』だけの対応だったが、Safariでも使えるようになった。iEPGサイトを開きiEPGのリンク(囲み)をクリックするだけで、簡単に録画予約できる |
前モデルとなる『GV-1394TV/M2』とハード的な違いはなく、旧製品のユーザーは開発元のウェブサイトでアップデート版のソフト『MacでTV&iPod』(価格は3980円)を購入すれば、まったく同じ機能を使えるようになる。
付属ソフトは一部のものがUniversalアプリケーション化され、Intel Macでの動作も正式にサポートしている。
ハードウェアによるエンコード機能は備えておらず、記録はDVストリーム形式だ。MPEG-2などと比べると非圧縮のため高画質だが、容量は1時間番組で約12GBにもなり、大容量のHDDは必須だろう。
とはいえ、録画した番組の編集やMPEG-4などへの変換には『iMovie』、DVDビデオの作成には『iDVD』が使えるので、MPEG-2形式のキャプチャー機器よりiLifeとの相性はいい。さらに前述のGVencorder for iPodが追加されて、親和性が増した。
CPUとHDDへの負担が大きく、スペックに余裕のあるMacでないと快適とは言い難いが、FireWireケーブル1本で接続でき、録画予約も簡単。手っ取り早くMacでテレビを楽しむには最適な製品といえる。
iPod連携機能は実用に値するか?
GVencoder for iPodは、録画したDVストリーム形式のムービーを、iPod用のMPEG-4/H.264ムービーに変換するツールだ。
DigitalTV Recorderでチェックを入れておくと、録画終了と同時にバックグラウンドでエンコードし、ファイルをiTunesに登録したり、iPodに転送してくれる。その際、iPodへの転送を選ぶと、エンコード後に待機状態となり、ビデオiPodを認識すると同時に転送を始める仕組みだ。
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DigitalTV Recorderの“録画”タブで“録画後にiTunes・iPodへ転送する”にチェックを付けておくと、バックグラウンドで変換/転送される |
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画質はMPEG-4/H.264とも3段階指定できる。変換後の動作は、“何もしない”“iTunesに登録”“iPodに転送”の3つ。“追加”ボタンを押せばいつでも変換できる |
エンコードはソフトウェア処理のため、処理速度はCPUやHDD性能による。PowerBook G4-1.33GHzを使い、1時間番組(約12GB)を“iPod H.264 高品質”でエンコードしたところ、変換が終わるまでおよそ2時間半を要し、最終的なファイルサイズは約360MBとなった。
ちなみに、iPod 上で見るぶんには、“iPod H.264 標準”(サイズは約240MB)でも十分だろう。録画してすぐにiPodに転送することはできないので、夜のうちにエンコードし、朝iPodにファイルを移すといった使い方がベターだ。
【結論】
【○】
iEPGの番組予約がSafariに対応した。付属ソフトと『iLife '06』により録画から変換まで一貫して行え、操作も簡単。Intel Macも正式にサポート。
【×】
ハードウェアエンコード機能がないため、iPod用動画への変換はMac側にはかなりの負担。DV形式のため、HDDの消費が大きい。
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(倉田吉昭)
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